【体験談】短期離職をすると転職先が決まらない？転職を成功させる方法を紹介
入社してまだ1年経ってないけど、ブラック企業だったので会社を辞めたい。でも、短期離職したら経歴に傷がついて次の仕事が見つからないかも・・・
確かに、短期離職をするとその後の転職は簡単にはいきません。
私も2度の短期離職を経験しており、実際になかなか面接がうまく行かずに苦労しました。
短期離職後の転職活動では普通の面接では聞かれないような質問があったり、面接官が何を求めているかを理解する必要があります。
今回の記事では、私の実体験をもとに短期離職をした後に転職を成功させる方法を紹介していきます。
チェックリスト
- 転職先を決めてから退職する
- 前職・現職の悪口を言わない
- 納得感のある退職理由を伝える
- 御社では長く働ける理由を伝える
- 正しい転職エージェントを活用する
転職先を決めてから退職する
人間関係が最悪で今すぐ会社から逃げ出したい。このような気持ちはよくわかります。
それでも、転職先を決める前に会社を辞めるのは絶対にNGです。
確かに、仕事をしながらの転職活動はかなり過酷で体力的にかなりしんどいです。
それでも、退職してから転職活動をすることはデメリットが多すぎるのでお勧めしません。
退職してから転職活動をするデメリット
- 収入がなくなるので生活が苦しくなる
- 転職活動が長期化した場合、空白期間ができてしまう
- 企業に足元を見られ悪い条件で交渉される
- 余裕がなくなり妥協してしまう
ただし、もし今の仕事が辛くて精神や身体に影響が出始めているのであれば辞めてからの転職活動でも問題ないです。
社会人は身体が資本なので、健康を失ってしまうとそこから復帰するのに時間がかかってしまいます。
収入がなくなるので生活が苦しくなる
いくら転職活動をしているとはいえ、仕事を辞めてしまうと無職になってしまいます。
副業や自分のビジネスをしていれば話は変わりますが、多くの人は会社を辞めることによって収入源がなくなるはずです。
私も転職先を決めずに、逃げるように退職したのでかなり収入がなくなり辛い思いをしました。
特に収入がないにも関わらず、社会保険は払う必要があるので転職活動が長期化した場合には数万円の負担をする必要があります。
さらに、賃貸に住んでいる場合は家賃や生活費など大きな出費もあり結局、バイトを始めてしまうといった事例もよく耳にします。
転職活動が長期化した場合、空白期間ができてしまう
退職後、転職活動を始めたもののなかなか仕事が決まらない場合その期間はそのまま空白期間となってしまいます。
空白期間と転職難易度は比例の関係にあり、期間が長引けば長引くほど転職は難しくなっていきます。
もし、退職後に転職先を見つけるのに時間がかかってしまうとなかなか仕事が決まらない悪循環に陥ってしまいます。
企業に足元を見られ悪い条件で交渉される
先ほど紹介した２点を踏まえた上で考えてみてください。
①収入がなくなるので生活が苦しくなる
②転職活動が長期化した場合、空白期間ができてしまう
あなたがこのような状況に陥っていることを、あなたを面接する企業はよく理解しています。
この事より、通常より悪い条件でお得にあなたを採用しようと、低い年収や派遣社員からスタートなど交渉されることがあります。
余裕がなくなり妥協してしまう
退職後に転職活動をしているときに、なかなか仕事が決まらないとかなり焦ります。
このような状況になってしまうと、自分が希望しない職種、業界や低い年収で妥協してしまうケースがあります。
仕事をしながら転職活動をする場合は、収入面や生活面が安定しており焦りによる妥協をする事がなくなります。
短期離職での転職面接で重要なポイント
短期離職をした、もしくは予定しているときの面接では注意する事があります。
短期離職をした人材を面接する際に、企業が一番心配していることは「うちの会社もすぐ辞めるかも」という点です。
ですので、面接官も「あなたが当社で長く働いてくれる確証」を探るような質問をしてきます。
それを踏まえて、面接の中で重要なポイントを紹介させていただきます。
短期離職での転職面接で重要なポイント
- 前職・現職の悪口を言わない
- 納得感のある退職理由を伝える
- 御社では長く働ける理由を伝える
短期離職での転職面接で重要なポイント① 前職・現職の悪口を言わない
例えあなたの前職・現職が最悪の会社だったとしても、面接で悪口を言うのは辞めましょう。
正直な話、私が短期離職した会社も最悪の会社でした。しかし、それを面接で伝えてしまうことは悪印象を与えてしまいます。
意外に思う人もいるかも知れませんが、実際に面接で会社の前職・現職の悪口を言ってしまう人は非常に多いです。
特にベテランの面接官に当たってしまうと、あえて前職・現職の嫌だったところを深掘りし、こっちが気持ちよく話せるように仕掛けてきます。
よくありがちなのがその罠に釣られてしまい、会社の悪口をベラベラと話してしまうパターンです。
かく言う私もその1人で、100%会社が悪いと思っていたので、如何に前職の環境が悪かったかを話してしまいました。
面接官は「大変でしたね〜」など同情する様子を見せてくれたものの選考結果は不合格でした。
面接後のフィードバックでは「会社の悪口が多く、当社で働いた時も不満が出ればすぐに辞めてしまうように感じた」と言われてしました。
短期離職での転職面接で重要なポイント② 納得感のある退職理由を伝える
それでは短期離職における納得感のある退職理由とは、どう言ったものになるのでしょうか。
納得感のある退職理由
- 原因自分論で伝える
- 「それなら退職しても仕方ない」と思われる退職理由を伝える
短期離職の理由は原因自分論で伝える
先ほど、紹介した会社の悪口を言わないことを大前提で進ませていただきます。
短期離職において退職理由を伝えるときに大切なのは「原因自分論」です。
私は今でも短期離職をしたのは会社の環境が悪かったからと思っていますが、そもそもその会社を選んでしまったのは自分です。
さらに私の場合は、自己分析や企業研究をしっかりとしていなかった事実があります。
面接の場では、会社の悪口を言いたいのをグッと抑えて自分に非があった部分を伝えるようにしましょう。
これだけで面接官からの印象はかなりよくなるはずです。
具体的な例を挙げるとこのようになります。
少し極端な例かも知れませんが、会社が嫌だったからではなく「自己分析ができていなかった」と伝えるだけで納得感が出るのです。
当然、なぜ自己分析ができていなかったのかなどの理由を準備しておく必要もありますが、退職理由はこのように伝えることをお勧めします。
「それなら退職しても仕方ない」と思われる退職理由を伝える
あなた本人からすると会社を短期離職したい理由は明確なはずです。
上司との人間関係が悪いから、給料が低いから、ワークライフバランスが良くないからなど理由は様々だと思うのですが、そのまま面接官に伝えても良い印象を与えることができません。
あなたの前職がいくら最悪でも、それを親身に面接官はそれを親身に聞いてくれる友達ではありません。
どのようにすれば退職理由に納得感を持たせる方法を、私の体験談をもとに紹介していきます。
私が2度目の職場を2年10ヶ月で辞めようと思った理由には次のようなものがありました。
- 給料が低い
- 休日出勤が多すぎる
この二つが私が短期離職をしたい大きな理由でした。
ここではただ単に給与が低いことを伝えるのではなく、自分が現職においてある程度の実績を残していることをアピールしましょう。このときに、ノルマの達成率などを数字でアピールすることができればより効果的です。
全く実績を残していないのに、ただ給料が低いからと説明をしてしまうと「仕事ができないのに高い給料を求めている。」と思われてしまいます。
給与が低いことを不満に感じていることを伝える際は、必ず同時に自分の実績もアピールしましょう。
私の場合、パートナーと結婚して間もないということもあり転職するかかなり迷いましたが、この理由でしたら「パートナーができたから転職を選んだこと」が伝わり納得感を与える事ができます。
このように休日出勤が多いことがなぜ転職理由になるのかをよく考えて、納得感のある内容を考えてみてください。
短期離職での転職面接で重要なポイント③ 御社では長く働ける理由を伝える
冒頭でも説明したように短期離職の面接で一番大切なのは「転職先で長く働く事ができること」を伝えることです。
この時に大切なポイントは「現職・前職で得た失敗、学びにより御社の働き方・業界・職種が自分に合っている」事がわかったを伝える事です。
- 前職で失敗してしまったこと
- 失敗を踏まえて御社で働くことを希望していること
この二つを伝えるようにしましょう。
このように退職理由を伝えると「前職では短期離職してしまっているけど、ウチでは長く働いてくれそうだな」と考えてくれるはずです。
正しい転職エージェントを活用する
短期離職の後、転職を考えているのであれば正しい転職エージェントを活用することをお勧めします。
まずは、転職エージェントについて、詳しく知らない人向けに転職エージェントを利用するメリットについて紹介していきます。
転職エージェントを利用するメリット
短期離職をしてしまった方には、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントを活用するメリット
- 短期離職者ならではの支援やノウハウを提供してくれる
- 過去の転職経歴を有効に活かすための支援をしてくれる
- 求人情報だけでなく、履歴書や面接対策など、転職活動全般にわたってサポートしてくれる
- 転職エージェントは様々な業界や職種の求人情報を提供してくれる
- 企業との交渉や待遇面の相談など、転職後のキャリアアップの支援
転職エージェントは、自分に合った求人を紹介してくれたり、履歴書の書き方や面接の対策など、転職に関するアドバイスをしてくれる専門家です。
転職エージェントは、あなたの希望やスキル、キャリアプランを詳しくヒアリングし、あなたに合った求人情報を提供してくれます。
また、転職エージェントは企業とのパイプも持っており、非公開求人を紹介してくれる場合もあります。
転職エージェントを活用することで、新しいキャリアステップを踏み出すことができます。
短期離職社が活用するべき転職エージェント
転職エージェントにもたくさんの種類があり、それぞれの専門ジャンルがあります。
例えば医療業界向け、IT業界向けなど様々な業種に特化したエージェントが存在するのです。
このように業界・職種に特化したエージェントだけではなく経歴に自信がない人や、第二新卒、フリーター向けの転職エージェントも存在しています。
短期離職をしてしまい、自分の経歴に自信が持てなくなってしまった人はこれらのそういった特化型エージェントを活用するのがお勧めです。
短期離職をした・する予定の人には次の転職エージェントに登録することをお勧めします。
詳しくはこちらの記事をチェックしてください。
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【まとめ】短期離職をすると転職先が決まらない？転職を成功させる方法を紹介
今回は短期離職をしても転職を成功させる方法について紹介させていただきました。
チェックリスト
- 転職先を決めてから退職する
- 前職・現職の悪口を言わない
- 納得感のある退職理由を伝える
- 御社では長く働ける理由を伝える
- 正しい転職エージェントを活用する
特に、正しい転職エージェントを選定することは短期離職を経験したあなたの転職にとって大事にポイントになります。
この記事があなたの転職活動の役に立つことを願っております。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。
