短期離職は逃げ?嫌な仕事を無理して続ける必要はありません。
転職して半年経ったけど全然仕事に慣れることができない。
特に会社で毎日100件以上しているテレアポが辛すぎるし、上司やお客さんにも詰められる毎日で正直もう逃げ出したい。
この記事を読んでいるあなたは、きっと同じような悩みを抱えているはずです。
人によって事情は様々だと思いますが、あなたの気持ち痛いほどわかります。
私は26歳までに2度の短期離職を経験し、「逃げの退職」も経験しております。
当時は会社から逃げてしまったことを後悔したこともありました。
しかし、会社から逃げ出したからこそ私は今ホワイト企業で勤務できており、「短期間で会社から逃げてよかった」と心から思っております。
今回の記事では私の経験談を紹介しながら、「逃げの短期離職」をしてもいい理由について紹介していきます。
この記事の内容
- 逃げるは恥だが役に立つ
- 逃げの短期離職をしてもいい理由
- 理想の職場を見つけて「逃げの退職」に終止符を
逃げるは恥だが役に立つ
「逃げるは恥だが役に立つ」2016年に放送されていた新垣結衣と星野源のドラマのタイトルでも有名な言葉ですよね。
この言葉はハンガリーのことわざがもとになっており、「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」という意味です。
これは会社に当てはめても同じことが言えます。
辛くて仕方がない仕事を続けて、うつ病になってしまのであれば明日にでも会社を辞めるべきです。
例えその逃げ方が無様だったとしても、うつ病や精神的に病んでしまうことを考えれば大したことはありません。
この記事を読んでいただくにあたって、大前提として「逃げることは悪ではないこと」を理解しておいてください。
逃げの短期離職をしてもいい理由
ご存知の通り、短期離職はしない方がいいです。
「なんとなく会社がだるい」程度のことでしたら、短期離職をせずにその会社で経験を積むことをオススメします。
しかし、もし下記の二つのどちらかに当てはまるのであれば「逃げの退職」をすることを検討するべきです。
チェックリスト
- 精神・身体的に限界を感じたとき
- 幸せになれる未来が感じられないとき
これらに当てはまるときに退職を検討してもいい理由は「幸せになることができない」からです。
精神・身体的に限界を感じたら逃げの退職を
私も新卒で入社したブラック企業で働いていた時は、精神的にも身体的にもボロボロでした。
実際に心療内科を受診した時も、医者より「今すぐ会社を休職するべきです。」と言われて、休職し復帰することなくそのまま退職しました。
あの時、心療内科に行かずにそのまま仕事を続けていたら、自分の人生はめちゃくちゃなものになっていたと確信しております。
会社はあなたの健康を守ってはくれません。
もちろん、就業時間に怪我をしたりストレスで鬱になった場合は労災認定を受けてある程度の生活は保証されるかもしれません。
しかし、傷病中の生活が保証されるだけであり、あなたの身体や心の健康が損なわれることに違いはありません。
可能であれば、精神・身体的に辛くなる前に自分の限界を知り、会社を退職して転職活動を開始することをオススメします。
一度病気になってしまうと、復職や転職活動に支障をきたしてしまうだけではなく、その後のあなたの人生にも悪影響を与えるはずです。
幸せになれる未来が感じられないなら逃げの退職を
自分の上司や先輩の働き方を見ていて「昇進したくない」と思ったことはありますか?
直属の上司は将来の自分の働き方を写しています。
私が2社目に勤めていた会社はまさに「昇進したら損」とも言えるような会社でした。
昇進したくないと感じる理由
- 責任は増えるが給料はほとんど上がらない
- 管理者の立場になると残業が増えるのに、残業代が出なくなる
- 残業時間が増えてプライベートの時間が減ってしまう
私の場合は業種の関係もあり、土日出勤は当たり前、ゴールデンウィーク、お盆、お正月はフル出勤の仕事をしておりました。
係長、課長になっても同じような働き方をする必要があったのです。
このような会社で昇進して、係長、課長などの役職についたとしても幸せになることはできるのでしょうか?
あなたが何を求めるかにもよりますが、私の場合は数年前に結婚したこともありパートナーや子供との時間を一番大切に考えています。
仕事のせいでパートナーや子供に時間を割けないのであれば、何のために仕事をしているのでしょうか?
時には仕事のせいで、家族との時間を取れないこともあるかもしれません。
しかし、将来的に長い視野で考えてこれからも家族を大切にできないことがわかっているのに、その会社で働き続ける必要はあるのでしょうか?
長い視野で考えたときに、その会社では幸せになれないとわかっていながら会社にしがみ付く必要はありません。
理想の職場を見つけて「逃げの退職」に終止符を
短期離職をして逃げてもいいんです。
しかし、短期離職を繰り返すたびに、経歴に傷がついてしまい転職の難易度が上がってしまいます。
そうならない為には、短期離職を繰り返さないために理想の職場を見つけることが大切です。
理想の職場を見つける方法
それでは実際に理想の職場を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。
ここで重要なことは「やりたいこと」ではなく「やりたくないこと」を考えることです。
あなたが「逃げの退職」をしたいのには理由があるはずです。
「他にやりたいことができたから」ではなく、「やりたくないこと」があるから短期離職してしまうのではないでしょうか?
私の場合も2回の短期離職をしたことにより、自分のしたくないことがハッキリしました。
私がしたくなかった仕事
- テレアポや飛び込み営業
- 営業ノルマを背負うこと
- 現場での作業
これらをする必要がない仕事を考えた結果、私は事務職へキャリアチェンジすることを選びました。
仕事で辛い経験をしたからこそ、自分の本当にやりたくないことを選ぶことができるはずです。
転職活動をする際には転職エージェントに「自分がやりたくないこと」を伝えてみましょう。
転職エージェントはあなたの経歴や職歴に基づいた転職サポートを無料で実施してくれます。
どの転職エージェントに登録するべきかわからない場合は業界大手のDODA、パソナキャリアに登録することをオススメします。
転職エージェントは複数登録して、比較し自分に合ったサービスを見つけることが大切です。
私も5社以上のエージェントサービスに登録し、自分に合ったサービス、担当者を見つけ転職を成功させることができました。
転職成功の秘訣は【非公開求人】にあった!/DODAエージェントサービス
もしブラック企業を短期離職することを考えてるのであれば、短期離職をした場合でも安心してサポートを受けられる転職エージェントを活用することをオススメします。
評判や、実際の口コミをもとに別記事でまとめておりますので是非チェックしてみてください。
この記事のまとめ
今回の記事では、逃げの短期離職をしてもいい理由について解説させていただきました。
この記事の内容
- 逃げるは恥だが役に立つ
- 逃げの短期離職をしてもいい理由
- 理想の職場を見つけて「逃げの退職」に終止符を
- やりたいことではなく、やりたくないことを探す
この記事があなたの参考になると幸いです。