次を決めずに退職は20代でも絶対ダメ!4つのリスクを紹介
- 仕事に疲れて退職したいけど、次の仕事が決まってから辞めるべき?
- まだ20代で若いから、辞めてからの転職活動でも大丈夫じゃないの?
- 今の仕事が忙しくて、転職活動に時間が取れない・・・先に退職してしまってOK?
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
私は26歳までに2回の転職を経験しております。
そのうちの一度は、次の仕事が決まっていないのに会社を退職したこともあります。
実際に経験したからわかるのですが、次の仕事を決める前に退職するのは絶対にやめたほうがいいです。
最悪の場合、空白期間が長くなってしまいますます転職できない悪循環に陥ってしまいます。
今回の記事では、20代でも次の仕事を決めずに退職してはいけない理由を4つ紹介させていただきます。
必要なモノ
- 転職先が決まってからの退職は裏切りじゃない!
- 退職後に就職活動をする4つのリスク
Contents
転職先が決まってからの退職は裏切りじゃない!
- 転職先を決めてから退職するのは、なんだか会社に申し訳ない
- 会社に黙って転職活動をするのは罪悪感を感じる
- 上司に「転職先が決まったから辞めます」なんて怖くて言えない
このような罪悪感を感じる必要は一切ありません。
私も1社目を退職するときは「せっかく採用してくれたのになんだか申し訳ないなぁ」と感じた経験があります。
Biz Hitsが転職経験者500人に対して「働きながら転職活動と辞めてから転職活動どっちがいい?」と調査を実施したところ、結果は以下のようになりました。
「働きながら転職活動と辞めてから転職活動どっちがいい?」
参考:https://bizhits.co.jp/media/archives/9900
過半数の74.2%の転職経験者が、働きながらの転職活動を支持しています。
このデータから分かるように世間的にも、在籍中に転職活動をしていることがわかります。
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参考ブラック企業を辞めたい?上手く辞める方法を体験談より紹介
続きを見る
働きながらの転職活動を成功させるには?
働きながらの転職する際には転職エージェントを活用することをお勧めします。
- 働きながら転職したいけど、忙しすぎて時間が取れない
- 無料でプロに転職をサポートしてほしい
- 初めての転職で何から始めたらいいかわからない
これらの悩みを解決してくれるのが転職エージェントの強みです。
何に登録したらいいのかわからないのであれば業界大手のDODA、パソナキャリアに登録することをオススメします。
転職エージェントは複数登録して、比較し自分に合ったサービスを見つけることが大切です。
私も5社以上のエージェントサービスに登録し、自分に合ったサービス、担当者を見つけ転職を成功させることができました。
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また、自分の適職や向いている職種がわからない方はミイダスで自分自身の市場価値や可能性を診断することがオススメです。
もし短期間で仕事を辞めて転職を考えている場合は、短期離職をした・する場合でも安心してサポートを受けられる転職エージェントも紹介しております。
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20代でも次の仕事を決めずに退職しないほうがいい理由
確かに30代や40代に比べて、若年層は転職市場において市場価値が高いケースが多いです。
しかし、リスクを考えると年代に関係なく次の仕事を決めてから退職をすることをお勧めします。
会社を辞めてから転職活動をするメリットにはこのようなものがあります。
- 転職活動に十分な時間を割くことができる
- 採用したらすぐに働くことができる
- 職場を離れてスッキリできる
これらのメリットは非常に大きく感じます。
しかし、退職前、退職後の2パターンで転職活動をしたことがある私だから分かるのですが
次の仕事を決めずに退職するのは圧倒的にリスクが高く、逆に在籍中に転職活動をするほうが転職を成功させる確率が上がります。
上の表は退職後・退職前の転職活動のメリットをまとめた表です。
一見、退職後の方が転職活動に割く時間がとりやすいように思えますが、実際は退職後の場合は金銭的・精神的な余裕がなくなることから
焦ってしまい唯一のメリットである「時間の余裕」を失ってしまいかねません。
退職後に就職活動をする5つのリスク
このように楽観的に考えてしまうのもよくわかります。
私も新卒で入社した会社を11ヶ月で短期離職した時は、「なんとかなる」と思っていました。
実際に転職先を見つけることができたのですが、自分の理想とは程と遠い会社で勤めることになってしまいました。
会社を辞めた後に転職活動を始めたデメリットについて紹介させていただきます。
退職してから転職活動をするデメリット
- 収入がなくなるので生活が苦しくなる
- 転職活動が長期化した場合、空白期間ができてしまう
- 企業に足元を見られ悪い条件で交渉される
- 余裕がなくなり妥協してしまう
ただし、もし今の仕事が辛くて精神や身体に影響が出始めているのであれば辞めてからの転職活動でも問題ないです。
社会人は身体が資本なので、健康を失ってしまうとそこから復帰するのに時間がかかってしまいます。
収入がなくなるので生活が苦しくなる
いくら転職活動をしているとはいえ、仕事を辞めてしまうと無職になってしまいます。
副業や自分のビジネスをしていれば話は変わりますが、多くの人は会社を辞めることによって収入源がなくなるはずです。
総務省の2019年の統計データによると、20代から30代前半の男女の一人暮らしにかかる費用はおよそ14万から15万円という調査結果があります。
毎月生活するだけでこれだけの支出があるのに対して、収入がない状況になると思うとゾッとしませんか?
仮に100万円の貯金があったとしても、7ヶ月ほどで無くなってしまう計算になります。
私も転職先を決めずに、逃げるように退職したので収入がなくなり辛い思いをしました。
収入がないにも関わらず、社会保険は払う必要があるので転職活動が長期化した場合には数万円の負担をする必要があります。
さらに、賃貸に住んでいる場合は家賃や生活費など大きな出費もあり、結局、バイトを始めてそこからフリーターになってしまう事例もあります。
転職活動が長期化した場合、空白期間ができてしまう
退職後、転職活動を始めたもののなかなか仕事が決まらない場合その期間はそのまま空白期間となってしまいます。
空白期間と転職難易度は比例の関係にあり、期間が長引けば長引くほど転職は難しくなっていきます。
もし、退職後に転職先を見つけるのに時間がかかってしまうとなかなか仕事が決まらない悪循環に陥ってしまいます。
企業に足元を見られ悪い条件で交渉される
先ほど紹介した2点を踏まえた上で考えてみてください。
①収入がなくなるので生活が苦しくなる
②転職活動が長期化した場合、空白期間ができてしまう
あなたがこのような状況に陥っていることを、あなたを面接する企業はよく理解しています。
この事より、通常より低い条件でお得にあなたを採用しようと、低い年収や派遣社員からスタートなど交渉されることがあります。
余裕がなくなり妥協してしまう
退職後に転職活動をしているときに、なかなか仕事が決まらないとかなり焦ります。
このような状況になってしまうと、自分が希望しない職種、業界や低い年収で妥協してしまうケースがあります。
仕事をしながら転職活動をする場合は、収入面や生活面が安定しており焦りによる妥協をする事がなくなります。
私も新卒で入った会社を退職後に、転職活動をした際にはなかなか転職先が決まりませんでした。
最終的には妥協してしまい自分が希望していた業界は諦めて、全く興味のなかった業界へ転職してしまった経験があります。
まとめ
今回の記事では次の仕事を決めずに退職することをお勧めしない4つの理由を紹介させていただいました。
チェックリスト
- 7割以上の人が在籍中に転職活動をした方がいいと回答
- 在籍中に転職活動をするほうが転職を成功させる確率が上がる
- 働きながら転職を成功させる方法
- 次を決めずに退職する4つのリスク
繰り返しになりますが、次の仕事を決める前に退職するのは絶対にやめたほうがいいです。
最悪の場合、空白期間が長くなってしまいますます転職できない悪循環に陥ってしまう可能性があります。
この記事があなたの転職の参考になることを願っています。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。