【体験談】短期離職しても人生は終わりじゃない!新卒1年未満やめても転職成功できた
新卒で入社した会社をもう辞めたいけど、まだ入社してから8ヶ月しか経っていない。短期離職をしてしまうと経歴に傷ついて人生が終わってしまう。
このような悩みをお持ちではないでしょうか?
確かに短期離職をしてしまうと、その後の転職に悪影響があるのも事実です。
実際に私も新卒で入社した会社を11ヶ月で短期離職したからわかるのですが、短期離職後の転職活動はなかなか上手くいきません。
しかし、短期離職をしたことによって「人生が終わった」のかと聞かれると、全くもって人生は終わっていません。
今回の記事では、新卒で入社した会社を短期離職してしまった・しようとしているあなたに、短期離職をしても人生が終わらない理由を紹介しています。
チェックリスト
- 大卒者の3割が大卒者が3年未満の短期離職する
- 短期離職をしても次の仕事は決まる
- 短期離職をしても、キャリア形成はできる
- 短期離職ならではのポイントを押さえた転職活動が必要
Contents
勤務年数何年以内で短期離職になる?
短期離職の期間を定義は定まっていませんが、一般的には3年未満の退職を短期離職と呼びます。
一般的に短期離職の期間が3年未満と言われる理由は、会社に入社後その仕事のスキルを得るのに大体3年くらいかかるためです。
もちろん業界によっては1年、2年くらいの期間でスキルを習得できることもありますが、一般的な営業職や事務職の場合は3年くらいの期間がかかることが想定されています。
また、「石の上にも三年」ということわざにも由来していると言われています。
大卒者が3年未満の短期離職をする割合は?
厚生労働省が平成31年に行った就職後3年以内離職率を紹介します。
大卒者の31.5%が3年以内に退職
このような結果がでています。
さらに1年未満、2年未満、3年未満と分けて見てみると1年未満での退職が一番多いことがわかります。
多くの短期離職を経験した人が「自分だけ道を外れてしまった」と思い込んでしまっていますが、実際はかなり多くの割合の大卒者が3年以内に退職していることがわかります。
新卒で短期離職すると人生が終わる?
短期離職をすることによって人生が終わる。キャリアに致命的な傷を負って再起不能になってしまう。
このように考えてしまっている人が非常に多いです。
実際に筆者も新卒で入った会社を11ヶ月で退職した時は「あっ人生終わったな」と思いました。
しかし、新卒で入った会社を短期離職して4年経った現在、冷静に考えてみると短期離職という選択をしてよかったと確信しております。
そもそもあなたが想像している人生が終わるとはどういうことを意味していますか?
短期離職で人生が終わるってどういう意味?
短期離職をすることによって人生が終わるとはどういう意味を指しているのでしょうか。
多くの人がイメージするのは、このようなこと内容です。
短期離職で人生が終わる理由
- 短期離職をしてしまうと次の仕事が決まらない
- 経歴に傷がついてしまって、キャリア形成に悪影響を与える
私も短期離職をしてしまった際には、このようなことから「人生終わった」と思っていました。
短期離職をしてしまうと次の仕事が決まらない
短期離職をしてしまうと次の仕事が決まらないというのは完全なる思い込みです。
次の仕事が全く決まらないという可能性はしっかりした転職活動をすれば限りなく低くなります。
ここで理解しておく必要があるのは
短期離職をした人、していない人で比較した時に企業は長く働いてくれる人材を採用したがるので、不利になってしまいます。
これにより短期離職をすると通常の転職より難易度が上がってしまいます。
しかし、難易度が上がるだけで就職ができないわけではありません。
特に新卒後短期離職をした場合は、転職市場において第二新卒として扱われ潜在能力重視の採用をされることになります。
経歴に傷がついてしまって、キャリア形成に悪影響を与える
経歴を形成する上で、ある程度の年月を重ねることは重要なことです。
短期離職をすることによって経歴に傷がついてしまいキャリア形成に悪影響が出る考えている人が多いです。
今の業界、職種に満足していないので短期離職したい場合
キャリアアップやキャリア形成を考えているからこそ早めに違う道を選ぶことも非常に大切です。
もし違う建築業界から、IT業界に行きたいと考えている場合に3年以上働いてから転職するというのはあまりにも時間の無駄になってしまいます。
転職市場では、スキルも大切な要素ですが若さも評価の基準となります。
このように27歳、23歳のIT業界未経験者のどちらかを採用する場合、多くのIT企業は23歳の未経験者を採用するはずです。
建築業界でいくら経験を積んでいても、IT業界との関連が低いため社会人歴が長いから採用されるというわけではありません。
さらに若手を採用する方が長期的なスキル形成や、給与面も比較的に安価に雇用することができるます。
もし今の業界や職種にうんざりしてキャリアチェンジを目的とした短期離職すること検討しているのであれば、むしろ早めの離職をお勧めします。
上司や先輩との人間関係が悪いから短期離職したい
人間関係が悪い中、仕事を続けるとメンタルをやられてしまい結果的にキャリアアップができなくなるかもしれません。
人間関係が悪い中、仕事をするのって本当に辛いですよね。
私が新卒で入社した会社も非常に人間関係が悪く常に罵声が飛び交っている環境で仕事をしていました。
このような生活を送っていたのですが、短期離職をするとキャリアアップができなくなるという考えがあるせいで退職できませんでした。
しかし、突然限界がきてしまい体調を崩して会社を休職、その後、復帰することなく逃げるように退職するような結果となってしまいました。
結果、11 ヶ月で逃げるように短期退職したのですが逆にこの時にやめていなければキャリアを形成する中で致命的にもなりえる精神的な病気になってしまっていたかもしれません。
一つの会社で長く働くことはキャリア形成にとって大切です。
しかし、一番大切なのはあなたが精神的・身体的に健康に働くことです。
一度、患ってしまうとなかなか完治させることができない疾患を抱えてしまいそうなのであれば、短期離職を選択することは間違いではありません。
新卒で入社した会社を11ヶ月で短期離職をした体験談紹介
それではここからは私が実際に新卒で入社した会社を11ヶ月で短期離職した時の体験談を紹介させていただきます。
新卒で短期離職したい、した人にとって共感してもらえる内容だと思います。
ブラック企業に入社し、逃げるように短期離職
今思えば、あの時の自分をぶん殴ってやりたいくらい適当に就職活動をしていました。
その結果、当然にようにいい会社には就職できずにベンチャーのブラック企業に入社することとなりました。
その会社は平均勤務年数が8ヶ月という驚異的な環境で、100人未満の規模なのに対して毎月10人以上が退職しているような環境でした。
パワハラ、セクハラ、低賃金、サービス残業なんでもありの環境で毎日上司から罵倒される毎日を過ごしていました。
実際に夜寝れなくなったり原因不明の吐き気したりと身体に異常をきたして退職する人が多かったです。
私もそんな1人であり、あまりの激務っぷりに電車に乗るだけで動悸がするようになり入社10ヶ月目で休職をすることとなりました。
その後、復職することなく11ヶ月目で短期離職を決意しました。
短期離職後の転職活動で地獄を経験
短期離職した私を採用してくれる会社はなかなか見つからず転職活動は難航しました。
実際に短期離職してから次の仕事を見つけるまでに3ヶ月もの期間を要しました。
転職活動をしていた3ヶ月間は本当に地獄そのもでした。
- 1年未満の退職なので失業保険給付なし
- 社会保険料が生活を圧迫
- 両親からの心配
- 友人に恥ずかしくて会えない
- 最終面接で落ちた時の絶望感
特に最初の2ヶ月は短期離職した際の転職ノウハウが全くなく、先が全く見えない絶望的状況でした。
最後の1ヶ月で、短期離職をした後の転職活動で重要なことを理解することができたのでその後は1ヶ月で転職を成功させることができました。
短期離職でも転職を成功させる方法
私が新卒を1年未満で短期離職した体験から得た、「短期離職でも転職を成功させる方法」について紹介していきます。
ここからの内容を知っているのと知らないのでは、転職の成功率に大きな違いがで出ると思いますので、ぜひご覧ください。
- 転職先を決めてから退職する
- 短期離職の転職面接のポイントを押さえる
- 正しい転職エージェントを活用する
詳細については別記事で紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
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まとめ
今回は新卒で入社した会社を1年以内に退職しても人生が終わらないと言うことを説明させていただきました。
チェックリスト
- 大卒者の3割が3年未満の短期離職する
- 短期離職をしても次の仕事は決まる
- 短期離職をしても、キャリア形成はできる
- 短期離職ならではのポイントを押さえた転職活動が必要
最後に、今回の記事で重要なポイントをまとめました。
- 3割の新卒が3年以上に退職していること
- 短期離職をしても、次の仕事は決まる
- もし新しい業界や職種にチャレンジしたいなら、むしろ早めに退職する方が有利なこともある
- 健康を失うことが一番大きなリスクなので、本当に辛いなら無理せずに退職した方がいい
- 可能であれば、仕事を見つけてから会社を辞めること
- 短期離職後、予定の転職活動をする際に気をつけるべきポイントを押さえておくこと
- 正しい転職エージェントを選定すること
特に4番の健康を失うことが一番大きなリスクなので、本当に辛いなら無理せずに退職した方がいいは社会人として生きていく上でも最も大切なことですので自分の健康と向き合ってくれぐれも無理をしないでください。
この記事があなたの参考になることを祈っております。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。