清掃業界へ転職して3年働いて気づいた向いていない人の特徴
正社員として、清掃業界への転職を検討しているけど清掃業界って実際どうなんだろう・・・
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
私も清掃業界に入った時は、自分に向いているかがわからず不安になった経験があります。
もし、事前に4点を理解していれば、私の場合は清掃業界には入らなかったでしょう。
今回の記事では、転職を経て清掃業界に入社し約3年間働いた実績をもとに清掃業界に向いていない人の特徴を紹介していきます。
Contents
新卒入社した会社を1年経たずで退職しビルメンテナンス業界へ
新卒でブラック企業に入ったしまった私は、1年経たずして会社を退職した経験があります。
新卒1年未満の短期離職をしてしまったので、なかなか転職先が見つからずに苦労しましたが、
なんとか、内定をもらえたのがビルメンテナンス業界の清掃部門でした。
藁にも縋る思いで、清掃業界に入った筆者でしたがあまり清掃業界に関する理解ができておらず後悔したことも多々ありました。
私の場合はホテルの客室清掃に関わる職務についておりましたが
「あー俺絶対、この業界向いてないわ」と思うことが多々ありました。
3Kの仕事に耐えられない人
大前提として、清掃業というのは3Kの仕事です。
3Kとは?
「キツイ、汚い、危険」の3語の頭文字からくる俗語
まずはキツイポイントについて説明していきます。
清掃業のキツイところ
清掃業を経験したことがない人からすれば、あまりキツイイメージはないかもしれません。
しかし、実際は真逆でかなりキツイ仕事となっております。
具体的には、決まった作業を時間内に終わらせなくてはいけません。
作業が終わるのが早ければ早いだけ、会社の利益になるため、常に時間を意識した作業をすることになります。
ビルやオフィスの場合は、オフィスに人が来るまでに掃除を終わらせるために朝一番で出勤することになります。
ホテルの客室清掃の場合はお客様のチェックインまでの済ませる必要があるので、一室30分で清掃するなど明確な基準が設定されていたりします。
そして、重いゴミを運んだり、変な大勢で作業するなど思っている以上にキツイ作業が多いんですよね。
特にホテルのベッドメイキングは、かなりの肉体労働で汗ダラダラになりながら作業することになります。
清掃業の汚いところ
こちらは大体予想がつくかもしれませんが、汚いものに触れる機会はかなり多いです。
トイレ掃除はもちろんのこと、ゴミの回収、排水溝の掃除など清掃業をやる上で避けては通れないことが沢山あります。
特に筆者が嫌だったのは、ホテルの客室清掃でお風呂の排水溝の掃除です。
ヘアキャッチャーという髪の毛が、排水溝に毛が流れていかないようにガードしているやつを清掃する必要があったのですが
こいつに陰毛や、痰が絡まっていたりしてその汚れを取るのが本当に苦手でした。
まあそのうち慣れて、問題なく掃除できるようになったのですが・・・
ほかにも使用済みのコンドームがベッドに落ちているなんてことは日常であり、綺麗好きな人にはかなりキツイ仕事かもしれません。
清掃業の危険なところ
よく3Kの業界と言われる建設業に比べて危険なイメージはないかもしれません。
しかし、実際は労働災害が起こりやすい業界の一つでもあります。
清掃業界では高齢化が深刻しているため、おじいちゃん、おばあちゃんが非常に多いです。
そういった方は、仕事中に転倒したり、足を滑らせてしまったりするしたときに大きな怪我に繋がるリスクが高いため注意が必要です。
さらに、最近ではコロナウイルス感染リスクも、一般的なデスクワークに比べて高いと言えるでしょう。
給料が低いのに耐えられない人
基本的に清掃業界の給料は低いです。
マイナビ転職が実施した2022年度の調査によると、ビルメンテナンス業界の平均給与は111業界中78位で比較的低いことがわかります。
参考:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/income/ranking/02/index2/#ranking
筆者の場合、正社員として入社しましたが入社当時は手取りで17万円くらいの給料でした。
社会人2年目の平均手取り額が大体20万円らしいので、それより3万円くらい低かったです。
当然、勤務する会社にもよるのですが業界全体として給料は低めで正社員の平均年収は約353万円となっております。
現場で働くことに耐えられない人
本社勤務の正社員として入社したのですが、忙しい時は現場に駆り出されて清掃することがかなり多かったです。
特に現場の責任者が退職した時や、人が足りていない時は日常的に現場に応援で入ることになります。
私の場合は、若手ということもあり気付けば現場にいる割合の方が多くなっていました。
全ての清掃会社がそうとは言えませんが、現場のことを知らないといけないという風潮があり、会社によっては入社してから1年〜3年くらい現場を経験させられるところがあります。
このように本社勤務であっても、現場に駆り出される可能性があるので、オフィス勤務を希望している人にはオススメできません。
カレンダー通りに休みたい人
清掃業界はあくまでサービス業なので、一般人の方が休んでいる時に出勤することが多いです。
筆者の場合は、ホテルの清掃管理もしていたので正月出勤は当たり前、GW、夏季休暇は繁忙期で家族と過ごすことはできませんでした。
特に元日にガラガラの電車に乗って、現場に向かうのはメンタルにきましたね。
給料が高くて、みんなが休んでいる時に働かなくてはいけないならいいのですが、手取り17万円で家族との時間を削るのは辛かったです。
他人の目が気になる人
これは人にもよると思うのですが、他人の目が気になりやすい人にはオススメできない仕事です。
清掃業は必ず世の中に必要で、重要な仕事であることは間違い無いのです。
しかしながら、残念なことに清掃業に対して偏見の目を持っている人は非常に多いです。
私自身もスーツで、ホテルのバックヤードに入るときは遠すぎる人から挨拶してもらえたのですが、作業着で同じ道を通っても誰も挨拶してくれないことがありました。
また、商業施設での清掃のヘルプに行っているときなどはどうしても「もし友達に会ってしまったら恥ずかしい」と思ってしまいました。
当然いいところもあります
ここまで清掃業の悪いところを上げてきましたが、当然いいところもあります。
残業が少なかったり、経歴を重視されないので内定をもらいやすかったり、未経験でも採用してくれるなど一部辛いところを我慢すれば、非常に働きやすい環境ではあると思います。
実際に残業時間も非常に少なく、ほぼ毎日定時に退社できていたので非常に働きやすかったです。(もちろんその分、給与も低くなりますが・・・)
しかし、筆者の場合は給与が低いこと、休日出勤が多く家族との時間を大事にできなかったことがネックとなり転職しました。
清掃業界に向いていないと思った人は
清掃業界で働こうと思ったけど向いていないかもと思った人はそれ以外の業界も検討してみてください。
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正直、私自身も転職エージェントのアドバイスや添削がなかったら、未だに作れてないと思います。
私の場合は短期離職からの転職であり、経歴に自信がなかったので5つほどの転職エージェントに登録しました。
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私も5社以上のエージェントサービスに登録し、自分に合ったサービス、担当者を見つけ転職を成功させることができました。
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評判や、実際の口コミをもとに別記事でまとめておりますので是非チェックしてみてください。
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まとめ
清掃業界に向いていない人の特徴
①3Kの仕事に耐えられない人
②給料が低いのに耐えられない人
③現場で働くことに耐えられない人
④カレンダー通りに休みたい人
⑤他人の目が気になる人
上記の条件に当てはまる人は、他の業界を検討することこをオススメします。
それではここまで読んでいただきありがとうございました。
この記事があなたの転職の役に立つことを願っています。