会社を辞めたいとき上司になんて言えばいい?体験談を紹介
はてな
会社を辞めたいけど、上司に言い出すことができない。どのように上司に伝えたらいいの?
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
私も26歳までに2度の短期離職をしており、上司に退職を伝える難しさはよくわかります。
あなたが退職を上司に伝えれない理由には、これらのものがあるのではないでしょうか?
退職を伝えられない理由
- せっかく可愛がってくれていたのに申し訳ない
- 嫌いな上司なので嫌味を言われるのが怖い
- 繁忙期に欠員を出してしまうため退職を伝えにくい
上記のように様々な理由があると思いますが、会社を退職するにはその意思を伝える必要があります。
結論、会社を辞める時には上司に「会社を辞めます」と伝える必要があります。
肝心な退職を伝える際には、下記がポイントとなります。
ポイント
- 転職先を決めてから、上司に伝える
- 「退職したい」ではなく、「退職する」と伝える
- 直属の上司に伝える
- ポジティブな退職理由を伝える
今回の記事では、私の体験談をもとに会社を辞めたいとき上司に伝える方法を紹介させていただきます。
Contents
「会社を辞めたい」と伝えられない理由
「会社を辞めたい」と伝えられないのには様々な理由があります。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000060688.html
こちらは、正モバイル株式会社が300人を対象に実施した「仕事辞めたいけど言えない理由」の調査結果です。
26歳までに2度の退職を棄権しているので、ランキングの1位から10位まで全ての理由がよくわかります。
特に個人的には4位の「在職中に気まずい思いをしたくない」などは、私の性格的にも激しく同意します。
このような人間関係やメンタル的な部分については、解決することが難しいです。
しかし、ランキング1位の「転職先が決まっておらず、退職後の生活が心配」については転職先を見つけることで簡単にクリアすることができます。
そもそも、転職先が決まっていない状態で退職するのは絶対にやめてください!
新卒で入社した会社を転職先を決めずに11ヶ月で短期離職したことがあるのでわかるのですが・・・
地獄を経験することになってしまうかも知れません!
次の仕事を決めずに会社を辞めるリスクについては、他の記事での紹介しております。
こちらもCHECK
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次を決めずに退職は20代でも絶対ダメ!4つのリスクを紹介
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また、転職先を決めることにより上司に退職を伝えなくてはいけない状況を作ることができます。
もし、転職の仕方がわからないのであれば大手転職エージェントのdodaに相談してみてください。
私も、転職時はサポートいただき完全に無料で転職活動をサポートしてくれました。
dodaの詳しい情報については、こちらよりご確認ください。
また、私のように短期での離職をしてしまい自分の経歴に自信のない方はそういった方に特化しているエージェントを利用することをお勧めします。
経歴に自信がない若者に特化!
罪悪感・人間関係を理由に退職できない
メモ
- 職場の人手が足りない
- 在職中に気まずい思いをしたくない
- 職場に迷惑かけそうで申し訳ない
- 職場の人間関係を悪化させたくない
- 気が小さくて言えない
- 上司が怖いから伝えづらい
先ほどのランキングの中で罪悪感・人間関係を理由に言い出せないと回答しているものみピックアップしました。
これらの理由、どれも痛いほどよくわかります。
私も「上司が怖いから伝えづらい」と思い、なかなか上司に退職の旨を伝えることができませんでした。
悩み続けて、転職先の入社日が確定した時にふっと思いました。
どうして自分の人生なのに、今の会社に縛られ続けなくてはいけないのだろう。と
私の場合は、仕事をする理由は妻と幸せに生活するためなのですが、労働時間の長い前職ではそれを叶えることができませんでした。
幸せになるために転職することを決めたのに、上司に気をつかって退職できない自分に苛立ちさえ感じました。
今のままでよければ、転職する必要はありません。
しかし、本気で転職して仕事を辞めたいと思っているのであれば勇気を出して上司に退職を伝えましょう。
それでは、実際に上司に退職をどのように伝えればいいのかを解説していきます。
上司に退職を伝える方法
上司に退職報告のアポイントを取る
その気持ちよくわかります。
私も上司に退職の報告を切り出すときは、どのように切り出せばいいかわかりませんでした。
しかし、退職の報告をしなければ会社を辞めることはできません。
ここでオススメの方法がメールを使った伝え方です。
私の場合はこのようなメールを上司に送りました。
お疲れ様です。
直接お話しすべき内容と認識しておりますが
お忙しいと存じますのでメールにて失礼したします。
突然のご連絡で申し訳ございませんが、退職させていただきたいです。
具体的には、有休が9日残っておりますので
有休消化を含めて6月上旬を目途に退職できればと考えております。
こちらの都合により誠に申し訳ございませんが
今後に関してご相談させていただきたいと考えております。
一度、お時間をいただけますと幸いでございます。
特に会社や環境に不満があって退職させていただく訳ではありません。
あくまで私自身が新しい業界にチャレンジしたいと思ったことが、退職の経緯でございます。
お忙しいところ大変恐縮ですがありますが、よろしくお願いいたします。
このように「退職するので、退職の時期を相談したい」というスタンスでのメールを送るようにしましょう。
「退職しようかと迷っている」のスタンスで連絡すると、強引な引き止めに遭う可能性がありますので注意してください。
「退職したい」ではなく「退職する」と伝える
「退職したいことを伝える」のではなく「退職することを伝える」ようにしましょう。
あくまで退職することはもう決まっていて、退職する時期を相談したいというスタンスは決して崩してはいけません。
「実は会社を辞めたくて・・・」という切り口で上司に相談してしまうと、あなたが会社にとって全く必要でない人材ではない限り全力で引き止めに遭ってしまいます。
直属の上司に直接伝える
続いて、退職を伝えるときの方法について紹介します。
初手としてに退職することを伝える際は、メールでも電話でもいいと思うのですが、退職時期の相談は対面で直属の上司にで行うようにしてください。
先に直属の上司のさらに上に報告してしまった場合、上司のメンツを潰すことになり余計に退職時に揉めてしまう可能性があります。
就業規則を確認し、最短の退職時期を把握する
退職時期を相談する前に、就業規則で最短でいつ仕事を辞めれるのかを把握しておきましょう。
大抵の企業は1ヶ月から3ヶ月ほど前に退職を申し出ることと記されているはずです。
稀に6ヶ月、1年前までに申し出るなど無茶苦茶なことが記されていることもあるそうです。
このような従業員側が明らかに不利な場合は、民法の627条1項を優先し2週間前の申し出で退職することもできます。
退職期間の申し出と、有休消化も含めていつが最終出勤日になるかを把握するようにしましょう。
退職理由でネガティブな理由はNG
上司に退職する理由を聞かれた際には、ネガティブな理由を伝えるのは辞めておきましょう。
いくら会社がひどかったとはいえ、ネガティブな理由を伝えてしまうと「改善するから会社に残ってほしい」と言われる可能性があります。
例えば、「給与が低いから」と伝えると「ベースアップするから」などと提案される可能性もあるためです。
また、退職することを伝えた会社で継続勤務することはオススメしません。
なぜかというと「一度、退職するつもりだった社員」として烙印を押さることにより、今後の扱いや出世の確率が下がる可能性があるためです。
引き継ぎの資料は作成しておく
退職を上司に切り出す前に、可能な限り引き継ぎの資料は作成しておきましょう。
多くの上司が心配しているのは、あなたが退職した後に誰もその業務の処理がわからなくなることです。
ここで事前に引継ぎ資料を作成しておくことにより、上司を安心させる材料となります。
もし、あなたが在籍しているのがブラック企業の場合、より強引な引き止めや人格否定をされる場合があります。
ブラック企業の退職方法は他記事でも紹介しておりますので、チェックしてください。
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ブラック企業を辞めたい?上手く辞める方法を体験談より紹介
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この記事のまとめ
今回の記事では、上司に退職を伝える方法について紹介させていただきました。
ポイント
- 転職先を決めてから、上司に伝える
- 「退職したい」ではなく、「退職する」と伝える
- 直属の上司に伝える
- ポジティブな退職理由を伝える
退職を上司に伝えるのは勇気が必要ですが、退職時には必ず乗り越える必要があります。
本当に辛く退職を伝えることが難しいのであれば即ヤメなどの退職代行サービスを利用することも可能です。
あなたの人生ですので、上司に気をつかって退職できない状況にはならないようにしましょう。
この記事があなたの役に立つことを願っています。